施設紹介
環境センター処分場
環境センター処分場は、平成10年4月30日から運用を開始し、小牧市及び岩倉市から発生する埋立ごみの最終処分を行っています。
埋立地は、底面・法面がゴムシートをフェルトマットとコンクリートで保護した五層構造となっており、浸出水が外部に流出しない構造になっています。浸出水の流出の有無は2ヶ所のモニタリング井戸で監視しています。
埋立方法はサンドイッチ工法で、その日に入った埋立ごみは即日覆土し、環境保全に努めています。
埋立処分場内からの浸出水は、浸出水処理施設で処理を行います。
浸出水処理施設に流入した浸出水は、まず前処理設備で浮遊物、砂の除去を行い生物処理設備に送られます。
生物処理設備では、接触ばっ気処理を行い有機物を除去し凝集沈殿設備へ送られます。
凝集沈殿設備では、ph調整剤と凝集剤を添加し、比較的大きな粒子や比重差の大きな粒子を凝集し沈殿させ浮遊物質の除去を行います。
その後、砂ろ過設備、活性炭吸着設備及びキレート樹脂吸着設備でさらに高度な処理を行い、公共下水道に放流しています。
浸出水処理設備処理フロー図
環境対策として、浸出水水質、地下水水質、下水道放流水質、臭気、騒音及び振動などの各測定を定期的に行っています。また、粉じんは適時散水して飛散防止をはかり、周辺住民の方に迷惑をかけないように努めています。